自作には密閉がお勧め

自作スピーカーのオススメは?

初心者向けの話です。

スピーカーの方式と(主に低音部)には

  • バスレフ
  • バックロードホーン
  • ダブルバスレフ
  • 共鳴管
  • 密閉
  • オープンバッフル
  • ホーン(フロントホーン)

などがあります。

低音までフロントホーンにするには家から作らないとならないので除外します。

音質は無視して、とりあえず作り易い順番をに並べると

  1. オープンバッフル
  2. 密閉
  3. バスレフ
  4. 共鳴管(構造は簡単だが長くなる)
  5. ダブルバスレフ(箱が大きくなる)
  6. バックロードホーン(更に大きくなる、構造が複雑)

ちゃんとした構造で振動を抑えようとするとオープンバッフルも大変そうですが とりあえず作るだけなら板にユニットを取り付けるだけなので簡単です。

では実際の部屋の中で調整しやすい(セッティング、イコライザなど)のはどれでしょう

  1. 密閉
  2. バスレフ、ダブルバスレフ
  3. バックロード、共鳴管
  4. オープンバッフル

オープンバッフルは部屋やセッティングの影響が大きいので難しいと思います。 あと私の経験ではバスレフのほうが密閉より部屋とセッティングの影響が大きいです。 バスレフの共振と部屋の共振が重なるとボワボワの低音になってしまいます。 逆に部屋の特性で低音が少ない周波数をうまくバスレフで補強できると素晴らしい音が出ます。 密閉は大当たりもない代わりにハズレもない感じです。

これらのことを考えるとやはり自作スピーカーの低音部は密閉で測定してイコライザで補正するのが簡単・確実だと考えます。

ただし、オープンバッフルは作ったことがないので挑戦してみたいです。 (意外と調整しやすければ自作スピーカーはオープンバッフルに限る!なんて言い出すかも?)

2014年11月12日